ふるさと納税の返礼品で冷凍庫がパンパン問題、真空パックで解決する
玄関に置かれた段ボールを開けたら、1kgの牛肉ブロックが3つ。牛タンが1kg。切り身の鮭が500g×2パック。冷凍庫の扉を開けると、すでに去年のアイスと冷凍餃子と、半分使った鶏もも肉が場所を取っていて、とても入りませ…
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ふるさと納税の返礼品で冷凍庫がパンパン問題、真空パックで解決する
玄関に置かれた段ボールを開けたら、1kgの牛肉ブロックが3つ。牛タンが1kg。切り身の鮭が500g×2パック。冷凍庫の扉を開けると、すでに去年のアイスと冷凍餃子と、半分使った鶏もも肉が場所を取っていて、とても入りません。とりあえず保冷剤を詰めて、とりあえず冷蔵室に移して——そんな年末を毎年やっていませんか。
12月から1月にかけて、ふるさと納税の返礼品は本当にまとめて届きます。申し込みが年末に集中するので、発送も重なる。で、届いたはいいけれど、冷凍庫の容量は物理的に決まっている。この「入らない問題」、実は買い方や食べ方より先に、入れる形を変えるほうが早いことが多いんです。
なぜ「小分け真空パック」が効くのか
冷凍庫の容量を食っているのは、肉や魚そのものの重さではなく、空気と包装のぶんです。スーパーのトレーに入ったままの肉は、身の周りに空間があって、ラップの隙間にも空気が入っている。これを真空パックで平らに潰すと、同じ重量でも厚みが半分以下になります。
たとえば1kgの牛肉ブロック。そのまま入れると場所を丸ごと占領しますが、200gずつ5つに切って平らに真空パックすれば、重ねて立てて収納できます。冷凍庫の引き出し一段に、同じ1kgがすっぽり収まる感覚です。しかも真空にすると空気が抜けるぶん、霜や冷凍焼けも起きにくい。味の劣化を抑えられるのは副産物で、まずかさが減るのがありがたい。
ハンディタイプなら、この作業が年末の台所で完結します。大きな据え置き機を出すほどでもない、でも10パックは処理したい——という量に向いています。FreshLock Proの吸引力は-60kPa。家庭用のハンディ機としてはしっかり引くほうで、肉のドリップが出すぎない程度に平らに潰せます。
返礼品の種類別・小分けの目安
実際にどう切って、どれくらいでパックするか。わが家で試して「これが使いやすかった」単位を書いておきます。
牛肉・豚肉のブロック(1kg前後): 200〜250gずつに切り分けます。ひとり暮らしなら150g、2人なら250gが1食の炒め物・焼き肉の目安。切ったら厚み2cm以下に叩くか、繊維を断ち切る向きで平らに。ここを平らにするかどうかで、冷凍庫の収まりがまったく変わります。
切り身の魚(鮭・たらなど): 1枚ずつ、あるいは2枚重ねで。塩を軽く振ってからパックすると、解凍後にそのまま焼けます。生のまま冷凍するより、霜がつきにくい。
ホタテ・エビなどの魚介: ホタテはバラバラのままパックするとくっついて使いにくいので、一度冷凍してから小分けにすると扱いやすい。エビは背わたを取ってから、20〜30gずつ小分けに。貝は殻つきのままだとかさばるので、殻を外してから真空にすると密度が上がります。
フルーツ(りんご、みかん、いちごなど): ここは正直、真空パックが万能ではありません。いちごやみかんは潰れやすいので、真空にすると形が崩れます。カットして冷凍するなら、一度凍らせてから弱めに引くか、そもそもジッパー袋で十分な場面もあります。りんごのコンポート用カットなど、形が崩れてもいい用途なら問題なし。
向かないもの、真空パックでは解決しないこと
先に書いておきます。生の葉物野菜、きのこ、パンは真空パックに向きません。押しつぶされて変形しますし、きのこは嫌気性の菌が気になるという話もあり、冷凍保存そのものと相性がよくない。ふるさと納税の返礼品でも、野菜やきのこのセットは小分けして普通にジッパー袋で冷凍するほうが安全です。
それから、真空パックは冷凍庫の容量そのものを増やしはしません。あくまで「同じ量を薄く、きれいに積める」ようにする道具です。すでに冷凍庫が満杯なら、まず古いものを処分するか、食べる順番を決める必要があります。うちも最初は「パックすれば全部入る」と思って、結局入りきらなかったことがありました。
もうひとつ。真空パックしても、冷凍の長期保存が無限にできるわけではありません。牛肉なら1〜2か月、魚介なら2〜3週間を目安に食べきるのがおすすめです。長持ちさせるためというより、使いやすい形で、無駄なく食べきるために使うものだと考えています。
年末の短時間作業をどう乗り切るか
返礼品が届くのは、たいてい12月後半から1月。仕事納めのあと、大掃除の合間に、というタイミングです。ここで据え置きの大型機を出すと、作業台を占領して他の家事が止まります。ハンディタイプなら引き出しから出して、パックして、また仕舞うまでが短い。1kgの肉を5パックに分けるのに、慣れれば10分かかりません。
年末に届いた良いお肉を、雑に食べてしまうのはもったいない。かといって、冷凍庫に押し込んで霜だらけにしてしまうのも同じくらいもったいない。小分けにして平らに潰しておけば、「今日は焼き肉」「今日は鮭」と、届いた順番に関係なく使いたいぶんだけ取り出せます。
ふるさと納税は、選んだものが届くまでが楽しくて、届いたあとの収納で毎年つまずく。そのつまずきの正体は、たいてい「入れる形」です。買い方を変える前に、まず形を変えてみるのは、試す価値があると思います。
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